Q.最近よく聞くキャッシュレスとはどういうことですか?
A.買い物をする際に紙幣や硬貨などの現金で支払いをするのではなく、クレジットカードや電子マネー、スマートフォンを使って支払うことです。
キャッシュレスという言葉をよく耳にするようになった理由の一つは、2020年東京五輪・パラリンピックも控え、政府が25年までにキャッシュレスの決済比率を4割程度まで押し上げようとしていることにあります。16年のキャッシュレスの割合は20.0%なので、倍にしようということです。
クレジットカードは借金だからとか、使い過ぎてしまうから私は現金がいい、と感じている方は多いと思われてきました。しかし今春、KDDIが現金に関する意識調査を実施したところ、現金決済主義は39.7%と半数にも満たない一方、脱現金決済の意識が最も高いのは60代女性で79.5%もいるという結果が発表されました。意外な結果で、関東や関西など大都市圏の結果かと思いましたが、全都道府県の15~79歳の男女1,000人へのアンケート結果でした。
実際に支払いの際に硬貨を出すのが面倒で、急いでいるときなど紙幣を出し、いつも財布が硬貨やレシートでパンパンになっていませんか?
女性のお財布は分厚くなりがちですが、お財布の中がレシートや診察券など、不要なものでいっぱいになっている状態は風水的にも良くないと言われていますよね。
キャッシュレスにすることで、財布はすっきりします。現金を持ち歩かなければ、財布を落としたり紛失したりしても、被害は最小限に抑えることができます。カード類には保険が付いていることも多いため、すぐに利用停止の連絡をすれば被害も防げます。
次回は、具体的なキャッシュレスの支払い手段について詳しく解説します。
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