Q.スマートフォンでよく出てくる、IDやアカウント、パスワードという言葉の違いがよく分かりません。
A.スマホの使い始めに必ず出合うこの言葉。
例えば、デパートの会員カードやポイントカードには、会員番号や名前が書かれています。それにより、カードの所有者が分かります。
インターネット上では、どこの誰かを特定するためにIDやアカウント名を設定します。両者は同じ位置付けで、アルファベットや数字の組み合わせですが、アカウント名は日本語表記が使えるものも多いようです。
さらに、ネット上では個人情報を扱うので、パスワードが必要になります。パスワードは携帯ショップや機種本体に自動的に保存されるものではないので、自己管理しなければなりません。
銀行口座に例えると、IDが口座番号でアカウント名が口座名義。
ATM利用時に4桁のパスワードを使うように、ネットに接続するときもパスワードを使います。そして、銀行ごとに通帳や口座番号があるように、スマホを動かすのに必要なIDとパスワードもあれば、アプリを利用するのに必要なIDとパスワードがそれぞれあります。
そのため、利用するサービスが増えれば増えるほど、どこでどんなIDとパスワードを使っているか、忘れてしまいがちです。「123456」とか「password」と設定している人が世界的に多いそうですが、名前と誕生日、電話番号の組み合わせも、推測されやすいので危険です。
まめに変更することが望ましいのですが、紙に書いたり、スマホに記録させたりするのも、セキュリティー上、お勧めできません。どう管理したらよいか、忘れたときはどうしたらよいかなどは、次回ご紹介します。
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