どうなっとうと?デジタル (西日本新聞コラム)

うっかり課金、子どもの誤課金を防ぐ方法 ー子どもとスマホ.5

Q.子どもがゲームで課金されないか心配です。

A.子どもにスマートフォンを持たせる場合、確かに有料サービスで課金されないか心配ですよね。実際に親のクレジットカード情報を勝手に入力し、高額請求が来たケースもあります。親の許可がない、子どもが払える常識を超えた金額、契約年齢にうそがないなど、一定の条件を満たせば契約が無効になることもありますが、やはり対策が必要です。

まずは親がクレジットカードをきちんと管理すること。子どものスマホにカード情報を入力する際、情報が自動保存されることもあるため、各種サービスの「設定」などにカード情報が残っていないことを確認します。使わなくなったカードは解約手続きし、利用明細は月ごとではなく週1回など小まめにチェックしましょう。

スマホの設定から、有料アプリの購入やアプリ内課金などに制限をかける方法もあります。iPhoneの場合、「設定」「スクリーンタイム」と進み、「コンテンツとプライバシーの制限」をオンにして設定します。アンドロイドは「Playストア」「メニュー」「設定」の順に進み、アプリ購入時にパスワードや認証が毎回必要なように設定します。具体的な操作は、機種によって異なります。

前回紹介した「ファミリーリンク」などでは、アプリのダウンロードや課金の際、その都度、親の確認を行うように設定することもできます。

中高生になると、いちいち親の確認を取ることを嫌がると思います。その場合は定額のプリペイドカードをお小遣いとして渡し、自己管理できるようにサポートすることも検討してみましょう。

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