Q.自分が死んだ後、今使っているSNSはどうなりますか?
A.年齢を問わず多くの人が一つや二つのSNSをしているのではないでしょうか。プライベートな投稿が多いので、死後放置されるのは心配ですよね。よく使われているFacebook、Instagram、 LINE、Twitter、YouTubeについて紹介します。
利用者の死後、遺族がアカウントを削除できるものとできないものがあり、削除できない場合、長期間利用がないものは運営会社がアカウントを削除する傾向にあります。
Facebookには「追悼アカウント」という設定があり、あらかじめ管理人に指定されていた人は、葬儀日程などをトップの固定記事として投稿できます。インスタグラムにも追悼アカウントの設定はありますが、投稿などはできません。
Facebook追悼アカウントの設定方法
1.設定から「設定とプライバシー」をタップ
2.設定をタップ
3.少しスクロールして下の方にある、あなたのFacebook情報「アカウントの所有者とコントロール」をタップ
4.追悼アカウントの設定をタップ
5.追悼アカウントに設定している人を選び登録する。
話を戻して…
アカウント自体を削除する方法もあります。LINEは本人以外は削除できません。規約には最終アクセスから1年以上経過するとLINEが削除できるとあるため、気付いたらアカウントがなくなっていることもありそうです。
Facebook、Instagram、Twitterは、遺族などがアカウント削除を申請できます。その際、事実確認のため死亡診断書などの提出が求められます。
YouTube(Googleアカウント)は少し異なります。遺族などはアカウント閉鎖、データのダウンロードが行え、YouTuberのように収益がある場合には、それを受け取る申請もできるようです。
こうしたことを遺族が行うのは大変です。利用者は生前、死亡時のアカウントについて設定できるものは設定しておきましょう。
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