Q.スマートフォンのメールの使い分けがよく分かりません。
A.スマホにするとメールアドレスが増えるので、何をどう使ったら良いのか、これまでのメールではだめなのか、疑問ですよね。
スマホで使えるメールで代表的なものは次の通りです。
種類 | アドレス | |
① | ショートメール(SMS) | 電話番号 |
② | キャリアメール(MMS) | 〜@docomo.ne.jp/〜@softbank.ne.jp/〜@ezweb.ne.jp(‘18.4.1以降、「〜@au.com」へ) |
③ | ソフトバンクiPhone | 〜@i.softbank.jp |
④ | アンドロイド | 〜@gmail.com |
⑤ | iPhone | 〜@icloud.com/任意に取得したメールアドレス gmailも可 |
①のショートメールは、電話番号宛てに最大70文字のメッセージを送ることができますが、画像は添付できません。
②のキャリアメールは「携帯メール」ともいわれ、ガラケー(従来型携帯電話)の時代から使われています。文字のサイズや色が工夫されてインパクトのあるHTMLメールというタイプのメールは受信できません。会員登録などをする場合には、PCメール(パソコンのメールでEメールともいいます)しか使えないことが多く、メインのメールとして使うにはふさわしくありません。ただ、ソフトバンクのキャリアメール(③)は、PCメールと同様に使えます。
PCメールに該当するのが④と⑤です。アンドロイド利用者は④、iPhone利用者は⑤または任意に取得したメールが必須となります。アプリをダウンロードしたり各種設定の際にIDとして使ったりする利用頻度の高いメールです。②をIDに設定する方が多いようですが、携帯会社が変わると使えなくなるため、④や⑤への変更をお勧めします。
携帯(通信)会社を変更したことで、以前のメールアドレスが使えなくなり、これまでのデータを使うことができなくなります。仕事の資料や家族との思い出の写真など、スマホに大切なデータが入っている人は、キャリアメールの利用は控えましょう。
このように複数のメールを使えますが、身近な人との連絡にはLINEやメッセンジャーなど無料でやりとりできるメッセージアプリが使いやすいです。なお、①は受信は無料で送信は有料ですが、送信は1通3円程度で、プランによっては無料になる場合もあります。②~⑤は毎月のデータ通信量にカウントされるので、別料金を気にせず使えます。
お問い合わせ