どうなっとうと?デジタル (西日本新聞コラム)

アプリの料金の仕組み 〜スマホを使ってみよう15〜

Q.アプリの料金の仕組みはどうなっていますか。  

 

A.アプリには、「無料」「有料」「アプリ内課金」があります。有料アプリはダウンロードする際に決済されます。アプリ内課金は、ダウンロードする際は無料ですが、機能の一部が有料です。

 

無料アプリには、ほぼ広告が入っています。アプリ内課金の代表的なものに、こうした広告を表示させない機能があります。広く使われているLINE(ライン)には有料のスタンプもあり、カメラアプリには写真を装飾するためのおしゃれなフレームやステッカーが一部有料になっています。

 

有料アプリには、ダウンロードするときだけ課金されるものと、その後も毎月課金されるものがあります。ダウンロードするとき、十分に注意しましょう。

 

アプリに関する決済方法は3種類あります。①スマートフォンの月々の料金と一緒に支払う②スマホにクレジットカードなどの情報を登録し、使うたびにそのカードで決済する③コンビニなどで販売されているプリペイドカードを購入し、カードに記載されているコード番号を登録して利用する―という方法です。

 

子ども用のスマホは、①が多いようですが、ゲームなどで課金され過ぎないように、お小遣いの一部として③のプリペイドカードを渡して自己管理を促すケースもあるようです。プリペイドカードは前払い式なので、クレジットカードなどの情報をスマホに登録したくない人や有料アプリをめったに購入しない人にもお薦めです。②の場合、支払っている感覚が薄れがちなので、不要なサービスがないか、まめに確認しましょう。

 

6月13日現在、私のiPhoneの中には、564個のアプリが入っています。
月額課金はアプリではEvernote、クラウドではiCloud、webサービスではMF確定申告、と言ったところです。その他、有料アプリは、写真加工アプリやロゴ作成アプリなどのデザイン系のものは有料アプリやアプリ内課金を利用しています。

そもそも500個のアプリなんて使わないでしょう?と言われますが、確かに日常的に使うアプリの割合は少ないかもしれませんが、スマホで仕事が完結できる状態にしていますので、ビジネス系アプリは充実しています。また、デザイン系のアプリはアプリの方が操作性が簡単で低価格と言うところで、とても重宝しています。

そして、現在話題のFinTechアプリ、つまり金融系のアプリがどんどん増えているのも特徴的なところだと思います。お金に関するアプリについては、改めてシリーズでお届けできたらと思っています。

 

「スマホを使ってみよう」は今回で終わります。来週からはさまざまなテーマを取り上げます。

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