どうなっとうと?デジタル (西日本新聞コラム)

シェア自転車で便利に

Q.スマートフォンのアプリを使って自転車を借りる「シェア自転車」は、どうやったら利用できますか?

A.観光地などのレンタル自転車はこれまでもありましたが、最近はコンビニや街中でシェア自転車を見掛けるようになりました。ちょっとした移動に使える便利なサービスで、中国で爆発的に広がりました。まだどこにでもあるものではありませんが、福岡でも少しずつ広がっていきそうです。

シェア自転車にはメルチャリ、Mobike、HELLOCYCLINGなどがあります。基本的にはまずアプリをダウンロードし、会員登録をします。料金プランはさまざまです。利用した分数に応じて料金をまとめて払うもの、あらかじめチケットを購入するもの、1日パスや月額会費を払って短時間の利用が無料になるものなどです。予約ができるかなどの違いもありますが、十分に普及していないため、身近な所に利用できる自転車があるかどうかが、選ぶポイントになりそうです。

福岡市内でよく見掛けるメルチャリは、アプリを開くと地図が現れます。バス停のマークのような丸い表示はポートと呼ばれる駐輪場で、数字は止まっている台数です。自転車のマークは、ポート以外の所に止まっていることを表しています。乗りたい自転車の所に行き、画面の「鍵をあける」をタップするとカメラが起動します。自転車のサドル下にあるQRコードを読み取ると鍵が開き、自転車に乗れます。移動先のポートに自転車を止め、後輪を施錠したらアプリのタイマーが止まり終了します。メルチャリは予約はできず、利用時間に応じてまとめて支払うタイプのサービスです。一度、試してみてはいかがでしょう。

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