Q.オートチャージという言葉を時々聞きますが、どういうことですか。
A.オートチャージ(自動入金)とは、電子マネーのようなチャージ式のカードとクレジットカードを連携させて、電子マネーの残金が一定額になったら自動的に入金する仕組みです。
チャージするタイミングと金額はあらかじめ設定しておきます。
例えば、残金が1,000円以下になったら、5,000円チャージする、と言った具合です。
チャージの1日当たりの回数や1回当たりの金額は制限が設けられています。サービス提供会社によって異なるので確認しておきましょう。
チャージされた金額は、後日クレジットカード会社から請求され、銀行口座から引き落とされます。どうせクレジットカード会社から請求されるなら、電子マネーではなくクレジットカードを使ったほうが良さそうですが、電子マネーは非接触型でかざすだけで使える一方、クレジットカードは機器に通さなければなりません。特に人が多い公共交通機関などでは、非接触型を採用することで混雑緩和につながっています。
現在、デビットカードやクレジットカードで、非接触型に切り替える動きも出ています。まだ利用できる施設に限りがありますが、カード情報を盗む「スキミング」の問題もあり、今後非接触型への切り替えが進むかもしれません。
非接触型のカードには、それが分かるようにカードに印(WiFiのマークが横向きになった記号やサービスの名称)が入ります。
<各社のサービス名>
・VISA:Visa payWave
・Master:Mastercardコンタクトレス
・JCB:J/Speedy
電子マネーの場合、使いたいときに残金がなくて恥ずかしい思いをしたり、慌ててチャージして行列を作るのが申し訳ないと感じたりすることがあり、電子マネーではなく現金を使っている方もいるかもしれません。電子マネーによっては専用アプリでいつでも残高を確認でき、オートチャージの設定をしておけば残高不足に心配はなくなります。選択肢の一つとして検討してみてはどうでしょう。
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